ごはん帖の舞台裏 #1 |  「娘が食べるもの」から逆算した日のごはん

新しいシリーズを始めてみることにしました。

自炊をする人なら一度は思う、「今日なに作ろう…」
そのヒントって、意外とレシピじゃなくて、その手前にある過程にも転がってる気がして

なのでこのシリーズでは、我が家の夕飯ができるまでの裏側を、記録していこうと思います。


誰かの「今日なに作ろう…」のヒントになれたらうれしいです。


本日の献立

春巻、ポテサラ、酢の物、卵スープ

子どもが確実に食べる×食材救済

偏食の娘が食べるものから逆算して、今日は春巻。
春巻って言っても、中身はハムとスライスチーズとケチャップ。
皮でくるっと巻いて、トースターで焼くだけの簡単なやつ。

普通の春巻きは食べないけど、これなら食べるし、
冷蔵庫の隅っこで賞味期限間際だった春巻きの皮を救済できたのも地味にうれしい。

「食べたい」より「使わなきゃ」

焼いてる間に、野菜室で芽が出始めてたじゃがいもを発見。

ウインナーがあるし、子どもが好きなジャーマンポテトにでもしようかなと、とりあえず皮をむいてアイラップに入れてレンチン。

その合間に、使おうと思って解凍しっぱなしの〆さばが冷蔵庫にあることに気づいて、昨日軽く塩漬けしておいたきゅうりをスライスして一緒に酢の物にすることに。

チューブの生姜をまた買い忘れた…と思いながら渋々生姜を千切りした後に、

「あ、甘酢生姜があったんだった」と思い出して、ちょっと損した気分に。

ポテサラのハードルを下げた、神アイテム

チンしたじゃがいもはやっぱりポテサラに変更。
このあと別メニューでフライパン使うつもりだったから、同時進行させたくて。

娘がマヨネーズを食べられるようになってから、ポテサラは初挑戦。

苦手な玉ねぎは抜いて、きゅうり、ハム、にんじんだけで。
食べてくれるといいな…と思いながら、具材をアイラップにぽいぽい入れて、味つけまで一気に完了。

アイラップのおかげで、ポテトサラダのハードルがぐっと下がった…!
洗い物も出ないし、ほんと神アイテム。

素材が微妙だったときのリカバリ術

夫用の今日のメインはサイコロステーキ。

スーパーで安売りしてて、モノは試しにと買ってみたんだけど、なんか臭いが気になる…
酒を入れて焼いてみたけど、それでもなんかいまいちだったので、ニンニク・焼肉のタレ・コチュジャンで濃いめに味つけ。
サイコロステーキがどういうものか知れてよかった。

うーん。私はリピはなし…かな。

付け合わせは、焼いたナスとパプリカ。
味付けは塩胡椒だけ。旬の食材を添えるだけで、イマイチなメインもなんかいい感じになったような。

娘の食べっぷりに、すべてが報われる

最後にワカメ入りの卵スープを作って、夕飯完成。

所要時間1時間。

娘が春巻とポテサラ、スープをもりもり食べてくれて、一安心。

バタバタで写真は撮れてないけど、娘は食べたし、食材もちゃんと使えた。
それだけで今日は、十分重ねられたってことにしておく◎