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前回の記事では、「かさストってなに?」というところと、 わが家での作り方について書きました。
今回は、 そんなかさストを「実際どんなふうに使ってるか」について、 いくつか日常の場面から紹介してみようと思います。
毎日使ってるわけじゃないけど、 どうしてもやる気が出ない日や、なにかを作る気力がまったく湧かないときに、 自然と手が伸びるのが、この「かさスト」。
うまくいった日も、適当だった日も、 冷蔵庫にこれがあるとどうにかなる。 かさストはそんな頼れるヤツです。
豚肉が安かった日
スーパーで豚肉が安かった日。とりあえず買ったはいいけど、何にするか考える気力はなし。
そんなときは、生姜焼き一択。 豚肉と一緒にかさストの玉ねぎを炒めるだけで、手軽だけどちゃんと美味しい一品に。
重ね煮で甘みが引き出された玉ねぎが、思ってる以上にいい仕事してくれて、 ちゃちゃっと炒めただけなのに、ちゃんと作った感 をまとってくれるのがありがたい。
何度作っても毎回いい感じに仕上がるから、やる気ゼロだったテンションもほんの少しだけ上がります。

とにかく魚が食べたかった日
焼いただけの切り身のお魚に、 かさストを使って作ったソースを添えると、 一気にちゃんとしてる感が出てくれます。
なんでもない焼き魚が、ちょっと丁寧に見えるというか。 この「なんか整って見える気がする」という錯覚、意外と大事。
醤油(ケチャップ) + バター+かさストの組み合わせは、わが家の鉄板。
ハンバーグやチキンソテー、焼いた厚揚げとかにも使えます。

汁物をあきらめかけた日
ごはんに汁物があるだけで、「ちゃんとしたご飯感」が出る気がして。でも、そのために包丁出すのはちょっと面倒…。
そんな時、かさストがあれば、具をそのまま鍋に入れて、味噌を溶くだけでOK。
具材を入れるだけでOKと思うと、気持ちのハードルがかなり下がります。
野菜不足が気になった日
かさストをみじん切りにして、ハンバーグやつくねに混ぜるのも定番。 やわらかく仕上がるし、野菜の存在がいい感じになじんでくれて、 野菜が苦手なうちの娘もパクパク食べてくれるのが助かってます。
子供の食いつきのいいおかずは、こっちのメンタルが削られずに済むのもありがたい。
多めに作って冷凍して、お弁当のおかずにすることも。

冷凍しておくと助かるけど、作るのはまあまあ気合が必要
時間はないけど、美味しいものが食べたい気分の日
ミートソースやカレーにみじん切りにしたかさストを使うと、 あっという間に じっくり煮込んだ風 に仕上がります。
最近のヒットはシーフードカレー。 「これは絶対美味しいやつ」と思って作ったら、やっぱりおいしくて、 キッチンでひとりでニヤけました。

レトルトに頼りたい日
レトルトのパスタソースやカレーに、かさストをちょい足し。 手作り感とボリューム感が加わって味も見た目も満足度アップ。
野菜がちゃんととれるのもありがたい。
手作りしたっぽくなるので、一から自分で作ったものとして堂々と食卓に出しています。

買い物に行くのもムリ…な日
かさストと調味料を混ぜて炊飯器へ。あとは炊けるのを待つだけで、ピラフ風ごはんや混ぜごはんに仕上がります。
うちはこれで作る炒飯が娘のお気に入りで、常にストックしてる冷凍餃子とのセットで爆食いコースまっしぐら。おかわりまでしてくれる日は、こっちのメンタルまで回復していきます。

おわりに
毎日ではないけど、 「今日はちょっとしんどいかも…」ってときに頼ってるのが、かさスト。
なんとなく作っただけでも、 気づいたら いい感じのごはん になってくれてることが多くて、 毎回ちょっとだけ救われてる気がしています。
ちゃんと使いこなせてなくても、忘れてた週があっても、 思い出したときにまた仕込めばいい。
そんなゆるさで、これからも付き合っていくつもりです。