きょうのごはん帖 #5 |  まゆこ流 焼き鯖寿司(自宅ver.)

今日の夕飯は、「得意料理」と言えるようになった焼き鯖寿司。

冷凍の鯖がちょうど2切、冷凍庫の奥から発掘されたので、今日はこれにしようと即決。


この鯖、脂がしっかりのってるから、酢飯はいつもより少し強めに。
ガリと大葉は、これでもかってくらい多めに挟むのが私流です。

実はこの焼き鯖寿司、少し前から販売もさせてもらっていて、ありがたいことにリピーターさんもついてきてくれてて。



販売用はそれなりに手間もかけて、酢飯や見た目もこだわってるけど、家ではそこまできっちりせず、ゆるく作ってます。

鯖も、販売用は大きめのを使ってるけど、家では楽天で人気のもう少し手軽なサイズの鯖で。

日中のうちに巻いておいて、夕方は切って盛るだけ。

あとは切るだけって思えるのが本当に気がラクで。
気持ちが軽くなるのも、鯖寿司の好きなところです。


それともうひとつ。
切りながら端っこをつまむのが、実は毎回のひそかな楽しみ。
味見のつもりが、つい、いつも多めにつまんでしまうんだけど。

ふだんの食材ばかりなのに、食卓に並ぶと、ごちそう感 が出てくれるのも嬉しい。
食卓に並べる時にはなんかちょっと誇らしい。
「わたし、やればできるじゃん」っていう自己肯定感を密かに回復してくれるところも気に入ってます。


しかもこの鯖寿司は、偏食の娘もよく食べてくれるから、娘用に別メニューを用意しなくていいのも、何気に嬉しいポイント。
ごはんづくりって、毎日のことだからこそ、こういう「ひと手間減らせる日」が地味に助かる。


いつもの何でもない食材も、少しの工夫で気分が上がって、家族もよく食べてくれる。
そういう日は、自分の気持ちにも自然と余裕ができるんだなと実感しました。


まぁ、薄々気づいてはいたけどね。


作り方メモ

(2本分)

  • 骨なしさば半身:2切れ(楽天のものが脂のりよくておすすめ)
  • 塩:少々
  • 酢飯用ごはん:360g(約1合分)
  • すし酢:大さじ2.5〜3(規定の分量より少し多めが◎)
  • ガリ(市販品)/大葉:お好みの分量(思ってる量の2倍くらい入れても大丈夫)
  • 白ごま:適量

①さばは解凍して水気をふき取り、軽く塩をふってから焼く。(塩さばを使う場合は塩は不要)
焼き方はフライパンでもグリルでも、いつものやり方でOKです。

②ごはんが炊けたら、広げて酢飯にする。
寿司桶があればベストだけど、フライパンやバットでもOK。
温かいうちに寿司酢をかけて、うちわなどであおぎながら切るように混ぜながら冷ます。
味がなじんだら白ごまを加える。
※ボウルや炊飯釜だと熱がこもりやすく、べちゃっとなりがちなのであまりおすすめしません。

③ラップを大きめに広げ、酢飯の半量をのせる。
その上に、ガリ・大葉・焼いたサバの順に重ねて、ラップごと包み、軽く形を整える。
そのまま冷蔵庫で休ませ、なじませる。
仕上がりをきれいにしたいときは、さらに巻きすでぎゅっと形を整えると◎。
そのまま冷蔵庫で2〜3時間ほど休ませると、切り口もより美しく仕上がります。


④食べるときはラップごと包丁で切り分けて完成。



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